リヨセルとテンセルの違い、生地として使ったときの特徴など

指定外繊維ではリヨセルとテンセルが代表的ですが、実はこの二つは、名前が違うだけで同じ繊維です。

リヨセルはオーストリアのレンチング社の商標で、テンセルはイギリスのコートルズ社の商標でした。

別々の会社なので二つの名称が用いられていましたが、2004年に両社は合併しました。

その結果、テンセルはリヨセルのブランド名という形に落ち着きました。

特徴としては、繊維が柔らかく吸湿性に富んでいます。

また肌に吸い付くようで寝心地が良いので、掛け布団などの生地に多く使われます。

さらに適度な光沢感があり弾力性も十分です。

しかも強度も強いので、家庭での洗濯も可能となっています。

ただし摩擦に弱く、毛羽立ちや白化がしやすいというマイナスの特徴もあります。

【インテリアを買う前に】後悔しないよう、事前にしておくべきこと

インテリアを選ぶためにショールームに行くことを考えている人も多いのではないでしょうか。

ショールームで気に入った家具が見つかった場合は、すぐにでも購入したいところですがやはり注意点はあります。

まず、部屋のサイズに合っているか、部屋の雰囲気に合っているかはよく確認しておきましょう。

廊下やドアが狭いと搬入できない可能性もありますので、置き場所や経路を含め、サイズを確認しておくことが大切です。

そして、ソファーやカーテンは生地の質が良いことも大事ですので、生地サンプル取り寄せで生地を確認しておくとより安心です。

値段の安さで決めてしまわずに、長期間愛用できるものであるかどうかもしっかりと確認して理想のインテリアを選んでいきましょう。

インテリアを長持ちさせるために、気をつけたい3つのポイント

インテリアアイテムを長持ちさせるためには、次の3つのポイントを守りましょう。

1つめのポイントは、エアコンの風に気を付ける事です。

冷風や温風が直接当たる場所にインテリアアイテムを設置すると、温度変化や風の影響をダイレクトに受けてしまい、劣化が進みやすくなります。

2つめのポイントは、製品の汚れの放置をやめる事です。

僅かな汚れなので後で掃除すれば良いだろう、こう考えて汚れの放置をするのは危険です。

時間経過で、付着した色やシミなどはどんどん落ちづらくなります。

3つめのポイントは製品を出来る限り、優しく扱う事です。

丁寧に持ち上げたり、正しい使い方で座ったり、定期的にメンテナンスを施す等、優しく扱う精神がアイテムを長持ちさせる秘訣です。

家具の金属フレーム|サビを防ぐためのメンテナンス方法

家具にこだわりを持つ方の中には、木製品だけではなく重厚感やアンティーク感を発揮する金属部分のあるベッドやテーブルを利用している方も多いのではないでしょうか。

金属部分がステンレスやアルミ素材以外では、長期利用によりサビが出てしまうことは結構多く、金属の表面が傷んでしまうとせっかくのこだわり家具が台無しになります。

この問題を防ぐには、日頃のメンテナンスが重要になりますが、簡単にできる方法や拭き掃除を行って、余計な物質を付着させないようにする方法はある程度の効果を発揮します。

これだけでは不十分と考える方は、湿気を防ぐために天気の良い日には窓を開けて室内の換気を十分に行う方法もあります。

更にサビを防ぐ能力を最大限に発揮させるには、自動車用のコーティング剤を利用して、対象となるベッドやテーブルの金属部分に塗布を行うと、金属部分の表面は湿気や水から保護できるのでかなりの効果を発揮させられます。

「無垢材」と「突板」の違い、それぞれのメリット・デメリットなど

家具の素材は無垢材と突板が代表的ですが、どちらの素材にもメリットとデメリットがあります。

まず無垢材とは、丸太を切り整えて製材した板のことです。

つまり、何も加工されていない木の板を指します。

この無垢材には、丈夫で長持ち・重厚な質感・経年変化による渋さといったメリットがあります。

しかしその反面、手入れが必要・価格が高いというデメリットも存在します。

一方突板とは、丸太を薄く切ったものです。

ベニヤなどの上に貼り付けると天然木突板化粧合板になるので、デザイン性を重視した家具に多く使われています。

メリットとしては、軽くて手入れが楽・木の雰囲気を味わえる・価格が低いといった点が挙げられます。

ただし傷つきやすい家具には不向きで、経年変化がないというデメリットもあります。