ハラコ|ほとんど市場に出回らない幻の牛革素材の魅力

ハラコは生まれてまもない子牛や出産前に死亡した雌牛のお腹の子牛などを革素材として、使用します。

これは胎児の原皮で大変小さく最高級の素材と言われています。

最高級と言われる理由は①傷がない。

②毛足が長くて柔らかい。

③一匹ごとの文様が異なっていて、同じものがない。

④すべすべした肌触り。

ハラコは貴重価値が高いので、需要は高いのですが、供給は大変少なく、市場にはほとんど出回りません。

そのためポニー種の小型の馬をハラコ革として、使用されていることもあります。

ハラコはとてもデリケートなため、使用ごとに手入れをしないといけません。

また水にも弱いので、雨の日には使わない方がいいでしょう。

ハラコは小さい革製品やブランド品のバックなどに使われています。

シックハウス対策|身体にやさしい家具の選び方

アレルギー体質の方は、シックハウスで反応してしまうことがあり、身体に負担を掛けない行動では家具選びも慎重に行うことが必要です。

選び方は意外と簡単で、木製品であれば合板を利用していない天然木の家具、若しくは金属製や樹脂製の家具から選ぶ方法があります。

木製家具の場合でシックハウスに掛かる方は、木材に接着剤や有害物質を含む塗料を用いている家具に反応してしまいます。

回避するには化学薬品不使用として販売されている家具から選ぶことで問題は全てクリアできます。

注意が必要なことはあり、無垢材を用いている家具でも表面塗装に化学性物質が混じっていては問題があります。

現在では自然素材の成分で構成された塗料があるので、このタイプの塗料を使っている家具も正しい選び方です。

リヨセルとテンセルの違い、生地として使ったときの特徴など

指定外繊維ではリヨセルとテンセルが代表的ですが、実はこの二つは、名前が違うだけで同じ繊維です。

リヨセルはオーストリアのレンチング社の商標で、テンセルはイギリスのコートルズ社の商標でした。

別々の会社なので二つの名称が用いられていましたが、2004年に両社は合併しました。

その結果、テンセルはリヨセルのブランド名という形に落ち着きました。

特徴としては、繊維が柔らかく吸湿性に富んでいます。

また肌に吸い付くようで寝心地が良いので、掛け布団などの生地に多く使われます。

さらに適度な光沢感があり弾力性も十分です。

しかも強度も強いので、家庭での洗濯も可能となっています。

ただし摩擦に弱く、毛羽立ちや白化がしやすいというマイナスの特徴もあります。

家具の金属フレーム|サビを防ぐためのメンテナンス方法

家具にこだわりを持つ方の中には、木製品だけではなく重厚感やアンティーク感を発揮する金属部分のあるベッドやテーブルを利用している方も多いのではないでしょうか。

金属部分がステンレスやアルミ素材以外では、長期利用によりサビが出てしまうことは結構多く、金属の表面が傷んでしまうとせっかくのこだわり家具が台無しになります。

この問題を防ぐには、日頃のメンテナンスが重要になりますが、簡単にできる方法や拭き掃除を行って、余計な物質を付着させないようにする方法はある程度の効果を発揮します。

これだけでは不十分と考える方は、湿気を防ぐために天気の良い日には窓を開けて室内の換気を十分に行う方法もあります。

更にサビを防ぐ能力を最大限に発揮させるには、自動車用のコーティング剤を利用して、対象となるベッドやテーブルの金属部分に塗布を行うと、金属部分の表面は湿気や水から保護できるのでかなりの効果を発揮させられます。

「無垢材」と「突板」の違い、それぞれのメリット・デメリットなど

家具の素材は無垢材と突板が代表的ですが、どちらの素材にもメリットとデメリットがあります。

まず無垢材とは、丸太を切り整えて製材した板のことです。

つまり、何も加工されていない木の板を指します。

この無垢材には、丈夫で長持ち・重厚な質感・経年変化による渋さといったメリットがあります。

しかしその反面、手入れが必要・価格が高いというデメリットも存在します。

一方突板とは、丸太を薄く切ったものです。

ベニヤなどの上に貼り付けると天然木突板化粧合板になるので、デザイン性を重視した家具に多く使われています。

メリットとしては、軽くて手入れが楽・木の雰囲気を味わえる・価格が低いといった点が挙げられます。

ただし傷つきやすい家具には不向きで、経年変化がないというデメリットもあります。