「無垢材」と「突板」の違い、それぞれのメリット・デメリットなど

家具の素材は無垢材と突板が代表的ですが、どちらの素材にもメリットとデメリットがあります。

まず無垢材とは、丸太を切り整えて製材した板のことです。

つまり、何も加工されていない木の板を指します。

この無垢材には、丈夫で長持ち・重厚な質感・経年変化による渋さといったメリットがあります。

しかしその反面、手入れが必要・価格が高いというデメリットも存在します。

一方突板とは、丸太を薄く切ったものです。

ベニヤなどの上に貼り付けると天然木突板化粧合板になるので、デザイン性を重視した家具に多く使われています。

メリットとしては、軽くて手入れが楽・木の雰囲気を味わえる・価格が低いといった点が挙げられます。

ただし傷つきやすい家具には不向きで、経年変化がないというデメリットもあります。